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ローコスト注文住宅は後悔する?我が家の失敗と対策法を紹介

注文住宅は後悔ばかり?我が家の失敗ランキングと対策法を紹介

こんにちは! とさ弁夫婦です。

私たちは子供たちと快適に暮らすため、2022年に関東で注文住宅を建てました。

注文住宅は間取り、デザイン、使う設備まで1からすべて自分たちで決める必要があるため、設計時には完璧!!と思っていても、いざ住んでみるとやっぱり後悔するところがポツポツと出てきます。

ただ一生に一度の家づくりなら、なるべく後悔はしたくないですよね。

そこで今回は我が家の失敗例を紹介し、具体的にどんなところに気を付けるべきかを見てください。
一般論ではなく、1個人の経験のためより身近な後悔ポイントがわかると思います。

最後には我が家は致命的な後悔はない方ですが、実際にこうしたらうまくいったよ!という対策まで説明していますので、ぜひご覧ください。

我が家のコンセプトは「子どもにも親にも優しい家づくりです。」

「おしゃれにしたい」「快適にしたい」「家事を楽にしたい」けど「できるだけ安く」

こんな価値観に合う方にきっと参考になりますので、ぜひ記事を見ていってください。

・家づくりを検討し始めた方は、タウンライフ家づくりがおすすめ!
・最新の間取りや家のイメージを一気につかめます!
・また各社の特徴も知れることは、今後の家づくりに非常に参考になります!
・希望の条件で間取りプランと資金計画まで無料で作成!

ただし希望はどんどん変わっていくのでまずはお試し感覚で使ってみることをお勧めします!

ローコスト注文住宅後悔ランキング TOP10

後悔しているポイントをランキング形式で紹介します!

個別にオプションだけの後悔ポイントも記事にしていますので気になる方はそちらも見てください。

1位:施主支給

我が家は施主支給したものを自分で取り付けなければならず、住んで2カ月ほどですぐに壁に穴をあけました・・・

施主支給とは、施主自らが用品や設備などを準備し住宅会社に取り付けてもらう、または自分たちでとりつけることで、コストを安くする方法です。

施主支給 注文住宅

イメージとしては、住宅会社を挟まない分直販価格で購入ができるから用品だけに着目すると安いのが施主支給の魅力です。

注文住宅を建てる場合、多くはカーテンを別で準備する必要があります。

そこで私たちは、カーテンはイケアなどの安い家具屋さんで揃えてしまおう!と考えたのですが、実際カーテンレールを取り付けることは難しく壁に穴をあけてしましました・・・

さらに微妙に曲がっているしで嫌になっています。笑

施主支給を希望する方は、できる限り取付は住宅会社に依頼してください。
もし住宅会社でも取り付けが難しいのであれば、取付方法について助言をもらってから取り付けるようにしましょう。

なお施主支給での注意点は2つあります。

・必ず施主支給が安いわけではない
・施主支給できるものが住宅会社によって決められている

施主支給は用品の故障時に責任の所在をはっきりさせることが難しく、制限をされているケースが多いのでもし考えている方はあらかじめ住宅会社に確認することをおすすめします。

2位:電波の入りやすさ

目に見えないからこそ気を付けたいのが電波です。

私の住んでいる地域は電波が悪いほどではないようなのですが、周りの住環境によって電波が入りづらく、もともとはおしゃれなデザインアンテナを検討していたのですが、結局八木式と言われる昔ながらの魚の骨のようなアンテナになりました。。。

せっかく外観にこだわっていてもまさかアンテナが不格好になるとは想定していませんでした。。。

住宅会社やアンテナ工事会社によっては、あらかじめ電波状況を確認してくれる会社もありますので、めちゃくちゃ外観にこだわる方は事前に確認しておくとよいと思います。

3位:廊下が長い

廊下って通ることが目的となっているため、スペースが多すぎるとただ無駄になるんですよね。

住宅については、書籍を5冊以上、著名のYoutuberさんを5名ほど見て研究したつもりだったのですが、廊下を短くする方法を思い浮かばず2階の廊下が長くなってしまいました。

廊下を短くする方法は後から気づいたのですが、階段を2階の中心地にすることで最短距離にできたと気づきましたが時すでに遅しでした・・・

廊下の長さ 注文住宅 後悔

写真の場合、我が家は右に該当します・・・

後悔はしていますが、現在はあきらめず廊下の壁をオープン収納にしようと企てています!

4位:部屋の中が暗い

住宅性能を高くしようとすると、窓の数にこだわるのがセオリーです。

ただ性能を高くしようとした結果、我が家は一部部屋に窓を全く取り入れず、日中でも真っ暗になります。。。

電気を付けたらよいので支障はないのですが、太陽も出ているにもかからず部屋の中は真っ暗はなんか寂しい気持ちになります。

当然その分性能は良くなったので、大きな後悔はしていませんが、せっかくの注文住宅で暗い部屋にしたい人はいないと思いますので、窓の数には気を付けて設計してください。

5位:ダウンライト

おしゃれに気を使うならダウンライトを用いて、陰影や凹凸を無くす方法があります。

ただダウンライトは1つあたり1万円と高価でありながら照射範囲は広くないので、大きい部屋になるとダウンライトだけで数十万円かかります。

今はダウンライトでなくても、ライティングレールやおしゃれなシーリングライト、間接照明もたくさんあるので、わざわざダウンライトにこだわる必要もなかったと後悔しています。。。

6位:予算オーバー

少し他と毛色が異なりますが、予算オーバーでも突き進んでしまったことに後悔しています。

予算ギリギリに設定してはいませんでしたが、先ほどのダウンライトしかりよくよく考えれば、もっと他に安くできた方法があったと思うと一時の感情に流されなければよかったと思っています。

つい一生に一度の買い物となると、今取り入れておかないと後から後悔するのでは?と不安になり財布の紐が緩くなりやすいですが、冷静に判断したいところです。

7位:開き戸

我が家は子どもが小さいこともあり、なるべく引き戸を採用しています。

引き戸はゆっくり閉まるようソフトクロージングの道具を取り付けていますが、開き戸には道具がないと言われ、いつも開け閉めに大きな音がなって若干のストレスを感じています。

今の時点では子供もけがをしていませんが、ソフトクロージング機能がなければ、扉で指を挟む危険もあるので無理をしてでも開き戸をやめておくべきだったなと後悔しています。

また開き戸は引き戸より扉を開く分スペースも必要になるので、無駄なスペースが増えたことも後から反省しています。

8位:リビング階段

リビング階段は子どもが思春期になってもかならずリビングを通るため、採用したいと考えている家庭も多いようです。

私たちも同じ気持ちでリビング階段を採用しましたが、メリットの一方でデメリットに目がいっていませんでした。

リビング階段はリビングとつながっているので冬は上から冷気が下りてきて1階は寒くなりますし、階段の面積なら気にしなくていいと思っていた音もだいぶ大きく聞こえます

もしもう一度注文住宅を建てるなら、リビング階段でも階段部分に開閉できる扉を設置し音にも気温にも対応できるようにしたいと思います。

9位:コンセントの数

注文住宅では、コンセントの数も自分たちで決められます。

基本的には標準の数が定められていますが、追加の場合でも数千円で追加可能なので比較的お手頃です。

ンセントの設置場所については事前に念入りにチェックしていましたが、それでも足りなかったと後悔しています。

特に洗面台は、洗面台自体にコンセントがあるので、個別にコンセントはいらないだろうと判断しましたが、ドライヤーやコテを使うことを考えると洗面台だけではコンセントが足りません。。。

将来子供も両方女の子なのでさらに足りないことが目に見えているので、今からプチリフォームできないか検討しています。。。

10位:ファミリークローゼットの収納の距離

我が家では洗濯物を取り込みやすいようファミリークローゼットを採用しています。

ファミリークローゼット 注文住宅 後悔

我が家のファミリークローゼットの間取りは図のように4つ収納があり、4人家族それぞれの服が収納できるようにしています。

ファミリークローゼット自体は作ってよかったのですが、家のサイズの兼ね合いでクローゼット間の距離を70㎝にしたことが後悔しています。

通路の幅は75㎝あれば物をもって通れる、一般的な廊下の幅は90㎝ほどと聞いており、70㎝あれば十分だと話していたのですがだいぶ狭いです。

また滑らないハンガーを取り入れているのですが、サイズがクローゼットよりはみ出ており、実際の有効幅は60㎝ほどのためまっすぐ歩くと当たりそうです。

クローゼット間では当然着替えるには狭く、毎度ファミクロ外で着替えています・・・

ローコスト注文住宅でよく失敗している例

私たちは知っていて防げましたが、世間一般的に失敗しがちな例も簡単に紹介しておきます。

吹き抜け

注文住宅のだいご味でもある吹き抜け。開放感ができパット見でおしゃれにできます。

ただ吹き抜けは以下のデメリットがあることも知っておきましょう。

・音が響く
・においが2階にも上がる
・気温の調整が難しい
・ファンのついたライトを吹き抜けに採用した場合ファンの掃除が面倒
・住宅会社によっては吹き抜け部分も床面積として単価に追加される

個人的には吹き抜けは、メリットよりデメリットの方が多くなるかと思い我が家は機能性を取りました!

個性の強い壁紙

今まであまり気にすることは少なかったと思いますが、壁紙は数千の種類があるのはご存じでしょうか?

1社のカタログでさえ数千の壁紙があり、オプションの壁紙や他社の壁紙を加えると4000程にまで及んでいました。

選択肢が多くなり、家の壁紙も一辺倒だとついアクセントを入れたくなってしまいます。

ただアクセントを入れる場合は、面積を少ないところのみ取り入れるか、強すぎる個性のものは選ばないようにしましょう。

アクセントは名前の通り刺激が強くすぐに飽きてしまうので、まずはシンプルなデザインを中心に選ぶことをおすすめします。

収納不足

賃貸でも十分収納できているから、注文住宅でも収納は同じ程度で大丈夫と考えていませんか?

私も同じ考えだったのですが、実際住んでみると不思議なことに収納は多くても足りなくなります

一般的に注文住宅の何%を収納しましょう!と教えはありますが、私は無視していいと思っています。

住む人によって必要なものは違うので、まずは身の回りの物を整理しましょう。

そのうえで、注文住宅に住んだらしたいことが当然ながらあると思いますので、やりたいことを踏まえたうえで収納の数は決めた方が良いです。

我が家では、子供たちがいっぱい遊べるように遊具とおもちゃを増やしてあげたかったので、賃貸時代より1.5倍程度収納を増やしています。

動線が悪い

動線が悪いと住み心地の悪い家になります。

基本的に生活動線を意識した方が良いので、以下の点を改めて意識すると快適に過ごしやすいと考えています。

チェックしたい動線メリット
玄関からキッチンの距離買い物後キッチンまで重い荷物を運ぶ手間が省略できる
洗濯機から洗濯物干しの距離水を吸った思い洗濯物を運ぶ手間が省略できる
洗濯物干しからクローゼットの距離干し終えた洗濯物を取り込む時間が省略できる
玄関から脱衣場の距離衣服の汚れを部屋に持ち込まない
玄関からクローゼットまでの距離外出時のアウターがすぐ着れる

我が家も土地の関係上キッチンから玄関までの距離だけはどうやっても改善できなかったですが、頻度が高いものほど動線を知覚することで快適に過ごせると実感しています。

後悔しないためにやっておきたい4つの対策

最後に注文住宅で後悔しないために、やっておきたいことを4つ紹介します。

冷静に判断する

まずは冷静になりましょう。

私もついおしゃれにしたい!!快適にしたい!!と意気込んだばかりに、あまり思考せずに後悔してしまった箇所がいっぱいあります。

つい一生に一度の家づくりを思うと、あれもこれも必要なのでは?と考えてしまいますが、余分なものには目が生きづらくなってしまいます。

そんな時は、一度冷静になり実際に家が建った後の生活を想像してみてください

今までの生活を新しい住宅に変わったらどうなるのか、具体的にイメージすると本当に必要かどうかが見えてきます。

料金シミュレーションをする

冷静になるためにも、料金シミュレーションは必要です。

かけたコスト以上に快適に過ごせるか・満足できるか?を基準に、間取りの変更やオプションの設置を考えてきました。

つい請負契約後から正式の間取りや設備の決定までは、コストの情報が出てきづらいので忘れがちになります。

そのため1カ月に一度は現状の間取りや設備の変更でいくらの見積もりになっているかを住宅会社に確認すると良いでしょう。

住宅の知識を付ける

営業を経験していた人間からすると、無知な人ほどコストを払いやすいと感じています。

理由として知識がないため、判断軸がなく言われたままを信用してしまうからです。

そのため、私のスタンスとしてはどんな品物であっても、事前に入念に調べたのち買い物をすることを徹底しています。

ざっくり注文住宅の全体感やトレンドを知りたい方は、SUMMOが出しているムック本を購入すればある程度知識がつきます。

モック本ですが、あまりページ数も多くない中で注文住宅の全体像に触れているため、1つ1つの内容は薄めです。

内容だけ簡単に知りたい方は、注文住宅に限らず戸建ての選び方から過去分のムック本含めて、Amazonのkindle unlimitedで読み放題なので試してみて下さい!

まだ初回利用の方は無料なので、30日間で読めるだけ読んでもコスト0円は魅力的です。

間取りやデザイン、収納などで参考になった本に関しては、別記事でまとめて紹介します。

住宅会社を比較する

最後は住宅会社を比較することです。

住宅会社は全国に無数にあり、それぞれの会社で住宅の建て方から構造、扱うメーカー、標準仕様の内容まで異なっています

そのため、最も大事になるのが施主と住宅会社の相性だったんじゃないかと振り返って思います。

特に選択肢の少ない住宅会社を選ぶと、後から本当は取り入れたかった内容ができないこともありますので、事前に知識を付けて候補の会社を複数比較しましょう。

また住宅を比較することは、最終的に住宅価格を下げるキッカケにもなります。

最後まで妥協せず住宅会社を選びましょう。

住宅会社を選ぶうえで一括請求は簡単に各社を比較できますし、住宅のデザインや間取りでも参考になりますのでまだ使っていない方は一度試してみてもよいと思います。

・家づくりを検討し始めた方は、タウンライフ家づくりがおすすめ!
・最新の間取りや家のイメージを一気につかめます!
・また各社の特徴も知れることは、今後の家づくりに非常に参考になります!
・希望の条件で間取りプランと資金計画まで無料で作成!

ただし希望はどんどん変わっていくのでまずはお試し感覚で使ってみることをお勧めします!

わたしも実際に使ってみた感想を記事にしていますので、ぜひ参考にしてください。

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