デザイン・おしゃれ 家づくり

WEBデザイナーが教えるローコスト注文住宅をおしゃれにする10のコツ

ローコスト住宅 おしゃれにするコツ

こんにちは! とさ弁夫婦です。

私たちは子供たちと快適に暮らすため、2022年にローコストな注文住宅を建てました。

せっかく注文住宅を建てるなら、建売住宅と違っておしゃれにしたいですよね。

ただ住宅会社のカタログを見ても、どれもおしゃれでどこのメーカーを選んだら良いのかわからないことありませんか?

私たちは計10社ほど住宅会社を比較したのですが、結局どの住宅会社でもデザインのルールさえ学べば、おしゃれな家を作れることがわかりました。

そこで今回は、現役WEBデザイナーで企業のHPやLPをデザインしている私からおしゃれな住宅にするデザインのコツを紹介します。

WEBデザイナーと住宅のデザインは違うでしょ

と思われる方もいると思いますが、デザインには共通する基本的な考え方がありどのデザインでも応用できます!

ぜひ参考にしてみてください。

我が家のコンセプトは「子どもにも親にも優しい家づくりです。」

「おしゃれにしたい」「快適にしたい」「家事を楽にしたい」けど「できるだけ安く」

こんな価値観に合う方にきっと参考になりますので、ぜひ記事を見ていってください。

・家づくりを検討し始めた方は、タウンライフ家づくりがおすすめ!
・最新の間取りや家のイメージを一気につかめます!
・また各社の特徴も知れることは、今後の家づくりに非常に参考になります!
・希望の条件で間取りプランと資金計画まで無料で作成!

ただし希望はどんどん変わっていくのでまずはお試し感覚で使ってみることをお勧めします!

外観がおしゃれな住宅例

ナチュラル

薄めのグレーに、赤茶色の木がアクセントに光っています。

本物の木を使用することでグッと全体が引き締まり魅力度が引き立っています。

家の外にあるシンボルツリーも色味が強すぎず全体にマッチしているのが良いですね。

アウトドア

茶色と黒をベースにデザインされたアウトドアスタイル

屋根もガルバリウムにすることで、屋根の傾斜角度をキューブ型に近づけ、よりスタイリッシュなデザインになっています。

車をオレンジにすることでアクセントカラーになっておりよりおしゃれさが際立っています。

ただアクセントカラーは使いすぎると一気にダサ見えになるポイントなので気を付けましょう。

内観がおしゃれな住宅例

ナチュラル

木造を生かした白と茶色のテイストでまとめられています。

床と壁、階段、天井に使われている木の色味、トーンがそろっているので違和感がありません。

逆に色味や木の材木が違うと一気に違和感が出てしまうので天井にも壁にも木目を入れたい方は注意しましょう。

また窓の外も木が見えているので、ナチュラルテイストがより際立っています。

インダストリアル

全体的にカラーを濃い目かつくすみを入れることでインダストリアル調にまとまっています。

インダストリアルなど決まったこだわったコンセプトがある方は設備のカラーにこだわることに加えて、家具や家電にも気を付けなければ一気に雰囲気が崩れてしまいます。

その点こちらはカーペットもソファの色味も統一されています。

どの住宅会社でもおしゃれさは作れる

おしゃれな住宅にするためにはどの住宅会社を選んだらよいのか悩むと思いますが、注文住宅であれば100点は取れなくても80点くらいのおしゃれ度は作れます

ただし住宅会社は標準仕様を定めていることが多く、標準仕様外の建材などを使う場合はオプション料金として加算されます。

作りたいコンセプトが決まっているのであれば、そのコンセプトにあった住宅作りを得意としてる会社を選択すれば、不要な追加費用を発生させずデザインにこだわることができます。

細部までこだわる人は、完全自由設計の住宅会社にしよう

80点ほどのおしゃれさはどの住宅会社でも建てられますが、100点に近づけたい場合には完全自由設計の住宅会社を選びましょう。

注文住宅と言えど中身は細分化されていて、セミオーダーの住宅、間取りなどに制限がある住宅と細かく分かれています。

そのため選ぶ会社を見極めなければ、実はしたかったことが後からできないことに気づくことがありますので、事前に住宅会社の特徴を抑えておきましょう。

ただしおしゃれにこだわればこだわるほど、値段は高額になるので予算は十分に確保しておいて下さい。

ローコスト注文住宅をおしゃれにする4つのコツ【初心者】

ここからは、注文住宅をおしゃれにするポイントを紹介していきます。

徐々に難易度が高くなっており、すべて取り入れるのも難しいので取り入れられそうなポイントだけ見ていってください。

テイストを統一する

まずはテイストを統一しましょう。

テイストは端的にいうと、雰囲気みたいなもので「ナチュラル」「クール」「ポップ」などで表現されます。

雰囲気から想像できるように、テイストは基本的に混ざることはできません。

混ぜてしまうと途端にダサくなります。

例えば極点な例ですが、写真のように和風の部屋にヨーロッパ丸出しのソファを置いていたら違和感ありますよね?

和室 イス

そのため、まずはイメージとして住宅全体のテイストを決めたら、1つのテイストに沿って細部も決めていきましょう。

揃える

注文住宅では窓や扉、机、柱の位置、コンセントなどの高さまで全て決めなければなりませんが、高さや位置がずれていると全体的な統一感が失われ違和感に繋がります。

例えば下の図を見て下さい。

家 比較

①と②を比較した際①の方が高さがそろっていて綺麗さがありますよね。

人間は規則性を見出す生き物で、高さをそろえることでスタイリッシュに見える傾向があります。

1つ1つの間取りを決めているとつい見落としてしまいがちですが、窓の高さ、上下の位置が揃えれれないかは見ておきたいポイントです。

凹凸を無くす

なるべく凹凸は無くした方が、キレイに見えます。

最近でもたまに見かけますが、写真のようなベランダを後から取り付けたようなデザインは見た目的には美しくありません。

注文住宅 ローコスト住宅 デザイン

最近はベランダを必要としない家庭も増えているので、この際ベランダを付けない選択肢もあります。

できるだけ凹凸を無くすとデザインがシンプルになりキレイに見えます。

色は3色に決める

使う色は原則3色まで。仮に使っても5~6色までがおすすめです。

カラーはベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合が良いとされていますが、多くはベースカラーが雰囲気を作ります。

特にアクセントカラーは使いすぎると一気に派手になるので気を付けましょう。

ベースカラーのおすすめは、オフホワイトや薄いグレーが万能で使いやすいです。

ローコスト注文住宅をおしゃれにする4つのコツ【中級者】

先ほどまでは前提の話でしたが、ここからは少し中級者向けの話になります。

高さのあるものは置かない

高さのある家具を置くと途端に部屋が圧迫感がうまれ、圧迫感は余白をつぶしてしまいます。

余白が無くなると空間に余裕がなくなってみえるため使い方を熟知していなければ避けた方が無難です。

特に開放的なリビングを演出したい際に、壁一面にテレビボードを配置すると大空間でない限り部屋がテレビボード中心になってしまいます。

逆にクローゼットなどは高さがないと困るため、高さのある家具は目的の定まった1つのエリアに集中させることをおすすめします。

ライトにこだわる

ライトは一般的なシーリングライトは控えた方がおしゃれに見えます。

ダウンライトを使えば凹凸を無くせるため部屋全体もスッキリ見せれますが、電球のメンテナンスが自分たちではできないので個人的には避けた方が良いと思っています。

と言っても、ダウンライトはおしゃれと思いつけてしまいましたが・・・泣

おすすめはライティングレールや壁際にスタンドライトを置くことです。

特に陰影を作ることで深みが演出できよりおしゃれに見せることができます。

抑揚をつくる

各部屋で何を最も中心に設計するかも大切です。

美術館で絵画を見せる場合も、他の作品と一定の距離を保って配置されているように、主となるものが目立つように設計するとおしゃれに見えます。

逆に抑揚のない部屋は締まりがなく、全体的になんとなくそれっぽいでしょ?というデザインになりがちですので、足し算ではなく引き算を意識して抑揚をつけてみてください。

生活を感じるものを隠す

おしゃれなデザインには生活を感じるものを極力隠す方法があります。

生活の必需品やケーブルコードなどをそのままにしておくと、どうしても乱雑に置かれることやカラーが混じってしまい全体の統一感が無くなってしまいます。

ケーブルは極力見せないよう使用用途が明確なものは近くにコンセントを配置する、遠くからコードを引っ張るのであればコード隠しを使い目立たなくすることでおしゃれに見えます。

配線カバー隠しやコード収納ボックスを活用すれば隠せるので、100円ショップやネットで購入してみてください。

ローコスト注文住宅をおしゃれにする2つのコツ【上級者】

最後にお金もかかってくるコツを紹介します。

抜け感をつくる

デザインには余白が重要です。

余白を作るためには窮屈さを感じさせないようにしなければなりませんが、そのために抜け感を作ることも大切です。

抜け感は目線が奥まで抜ける、壁に遮られないようにしなければならず間取り全体から考える必要があります。

簡単にできる方法として、スケルトン階段、オープンキッチンを採用すると障害物が減り奥まで見渡せるようになりますので狭小地で住宅を建てたい方はぜひ検討してみてください。

本物の素材にこだわる

デザインの例でも挙げたように、住宅に本物を使うと一気に玄人感が出ます。

外壁にレッドシダーを使った本物の木を使ってみると、人工物には出せないデザインができ印象が強くなります。

家の中では、無垢材を使用した床を使ったり、タイルを本物を使ったりすると他と差別化できます。

私たちはレッドシダーを当初使う予定でしたが、面積範囲が大きく費用も高額だったので諦めました・・・

本物を使うことはメンテナンスと費用が高くなりますので価格とメリット・デメリットを理解して採用してください。

おしゃれな住宅を作る際に注意すべき3つのポイント

ついおしゃれに注意が行き過ぎて見落としてしまうポイントを3つ紹介します。

コスト配分

コスト配分は必ず意識しましょう。おしゃれはこだわればこだわるほど高額になります。

コスト配分を決める際には、優先順位をつけることが大切です。

家全体の7割は標準仕様の中から選んでいき、残り3割でこだわりたいポイントにお金をかけるなど予算に見合った選び方をしましょう。

住宅会社からするとお金が高くなるほど儲かるので、こちらが変更を要求しても最後の見積もり提示まで費用の話に触れないことがあります。

仮に見積もり時にコストが予算を超過していても、ここまで時間をかけたからまた最初から決めたくない心理が働き、そのまま了承してしまうことも多いです。

標準仕様から変更する際は、随時コストが追加でいくら必要なのかを確認しながら進めていきましょう。

動線

おしゃれに意識を向けていると生活動線をおろそかにしやすいです。

おしゃれさはもちろん大切ですが、合わせて使い勝手のよい間取りになっているかも考えましょう。

動線では毎日頻度が高いものほど、気にした方が良いと思うので家事や朝の準備がしやすいかを意識することがおすすめです。

機能性

おしゃれは見た目が重要になりますが、合わせて機能性にも注目しましょう。

オープンキッチンは見た目がスッキリする代わりにキッチンが丸見えになるデメリットもあります。

常にキッチンを片付けておかなければ逆に汚い印象を与えてしまうため、おしゃれなだけでなくデメリットも考えた方がよいです。

我が家は双子を育てていて常にキッチンをキレイに保つのが難しいと思いオープンキッチンは断念しました・・・
オシャレなんですけどね・・・


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