こんにちは! とさ弁夫婦です。
私たちは子供たちと快適に暮らすため、2022年に関東で注文住宅を建てました。
注文住宅は1から自分たちで決める必要があり、多くの人が元から決めていた予算をオーバーしたと言われています。
実際私たち夫婦も当初決めていた予算を超過してしまいました・・・・・
予算が超過した原因は、予算の決め方があいまいだったことに加え、世間の年収の7倍までローンが組めるという情報をすこしばかし信じたからでした・・・
そこで今回は、おすすめの予算の決め方から、なぜ予算がオーバーしているのかの原因から対策までを紹介しています。
始めから対策まで知っておけば予算で後悔することは無くなりますので、ぜひ最後まで見ていってください。
我が家のコンセプトは「子どもにも親にも優しい家づくりです。」
「おしゃれにしたい」「快適にしたい」「家事を楽にしたい」けど「できるだけ安く」
こんな価値観に合う方にきっと参考になりますので、ぜひ記事を見ていってください。
・家づくりを検討し始めた方は、タウンライフ家づくりがおすすめ!
・最新の間取りや家のイメージを一気につかめます!
・また各社の特徴も知れることは、今後の家づくりに非常に参考になります!
・希望の条件で間取りプランと資金計画まで無料で作成!
ただし希望はどんどん変わっていくのでまずはお試し感覚で使ってみることをお勧めします!
目次
【2021年度】注文住宅を建てた人の予算状況
フラット35を提供する住宅金融支援機構が調査した結果、2021年度の注文住宅の価格は3,572万円、世帯年収602万円であることがわかります。
住宅価格3,572万円をフラット35の表示金利1.8%、ボーナス返済無し、35年ローンを組んだ場合の総返済額は4,818 万円。
月々の返済額に直すと、約11.5万円が返済額となります。
世帯年収から毎月の額面給与を計算すると約50万のため、毎月の収入のうち約23%が住宅ローンに消えている計算になります。
収入に対するおすすめの予算比率
一般的には、毎月の収入のうち20~25%の返済額であれば、十分に暮らしていけると言われています。
ただ、気を付けたいのが返済割合を額面給与から計算してしまうことです。
個人的には手取り給与の返済割合は20%程度が子供がいる家計にとっては、安心できる水準かと思います。
そのため決して額面給与を信頼して判断しないでください。
さきほどの予算状況も額面から手取り給与になおすと、返済比率は30%弱になると考えられます。
パーセンテージで見てしまうと10%の差だと思いがちですが、手取りの1/3がローンに消えると思うとなかなか厳しいですよね・・・
3ステップで簡単!注文住宅の予算の決め方
注文住宅の予算ってどのくらいが平均的かは先ほど述べた通りですが、では実際にどのように予算を決めるのか3つの手順に沿って説明します。
まず注文住宅の価格は以下の公式で成り立っています。
住宅ローン総額=①自己資金+②住宅価格(本体価格+付帯工事+諸費用)+③土地価格+④銀行へ支払い(手数料+ローン金利)
銀行の手数料、ローン金利は選ぶ金融機関によってまちまちですができる限り複数社比較して最安の金融機関を選びましょう。
STEP1:自己資金の確認
まずは自己資金(貯蓄)のうち住宅購入にどの程度支払えるかを計算しましょう。
実際に大金を支払うタイミングは、頭金として請負契約時に支払います。
自己資金で住宅ローンの金額を減らせば減らすほど、金利分の負担は安くなります。
ただ住宅ローンはローンの中でも金利が最安ため、あえて必要以上の金額を出さなくてもよいと思っています。
特に注文住宅完成後には、引越しや家具の買いなおしなどで想像以上に手元の資金が必要となります。
金利分の負担が嫌だからと言って、自己資金をすべて使ってしまわないようにしましょう。
STEP2:住宅ローン金額の上限を確認
次に住宅ローン金額の上限を確認しましょう。
一般的に年収の7~8倍の金額を借りられると言われていますが、会社の規模や個人の属性により金額は変わります。
住宅ローンの上限でローンを組むことはおすすめしませんが、どの金額まで最大でローンが組めるのか知っておくことが大切です。
上限金額がわかれば、自分たちで検討できる住宅会社もある程度絞られるため、早めに住宅ローン金額を確認しておきましょう。
上限金額は金融機関に相談せずともベテランの住宅営業マンであれば、年収と務めている会社の規模から推計でおおよその金額感を聞くことができます。
STEP3:住宅ローンの返済金額、返済比率を決める
住宅ローンの上限金額の中から、住宅ローンの返済金額を決めましょう。
総額で見てしまうと金額が大きく、世間一般の相場を比較し良い・悪いを判断してしまいがちですが、私のおすすめは毎月の返済額を見ることです。
毎月の手取り収入は、わかっていると思いますので収入のうち何%であれば家計が黒字にできそうか?から返済額を決めると良いと思います!
我が家も現在の手取り収入から将来の転職や収入の増減を考え、毎月10万円であれば何かあっても生活していけそうと考えました!
予算シミュレーションをしてみよう
住宅ローンはエクセルやGoogleスプレッドシートでも計算は可能ですが、金融機関に料金シミュレーションがあるので確認してみてください。
どの金融機関でもできますが、どうせするのであれば借りたい金融機関でシミュレーションした方が、金利別のオプションが選べて便利です。
我が家はモゲチェックで全体の動向を調べた後、住信SBIネット銀行を選択しました。
どの会社にしようか迷っている方は、モゲチェックが今アツいですよ!
モゲチェックって何?
モゲチェックは「最適な住宅ローンを探せるサイト」です。
借入希望金額と自己資金、購入する物件所在地、年齢を投入すると借入金利、団信などの条件を総合的に判断しおすすめの金融機関を紹介してくれます!
ただし注意が必要なこととして、土地と住宅で別々のタイミングで融資が受けれれるかはモゲチェックでは判断できません。
そのためおすすめの使い方としては以下のステップを参考にして下さい。
STEP1:モゲチェックで「金利」「手数料」「団信」の条件を調べ候補を絞る
STEP2:候補の金融機関で分割融資またはつなぎ融資が受けられるかをチェック
こちらの手順で進めれば、効率的に住宅ローン会社を選べます。
誰でも手軽に実金利ベースで比較ができるため、一度使ってみる価値はあります。
注文住宅の予算がオーバーする決定的理由
注文住宅は予算がオーバーしてしまうとはよく聞いたことがあると思います。
予算オーバーの原因は、概算見積もりのまま本契約(請負契約)することにあります。
一般的に商品を購入する際すべての内容が決まった時点で、見積もりをもらいますが住宅会社はそうではありません。
ほとんどの住宅会社は、概算見積もりの内容で請負契約を詳細の本設計は契約後になります。
本設計で変更が発生した場合は、本設計後の最終確定として変更契約を結びます。
請負契約時点では、おおまかな内容しか決まっていないのに、契約をしてしまうため最終的な金額が上がる仕組みです。
なぜ契約が2回発生するかというと、住宅会社はなるべくお客さんと逃がしたくないので、先に請負契約を結んでしまうという業界全体の流れのようです。。。
詳しくはこちらの本を読んでみてください。
予算をオーバーしないために必要なこと
予算をオーダーしがちな注文住宅ですが、ここでは予算内に収める方法について3つ紹介します。
請負契約時から大幅な変更はしない
請負契約以降に変更をしなければ、追加料金は発生しません。
多くの住宅会社は請負契約後に設備などの詳細を決めていきますが、請負契約で話したこと以外でオプションや希望を追加するのは控えましょう。
そのために理解すべき点は、請負契約時に話していない箇所はすべて標準仕様になっていることです。
もとから標準仕様からアップグレードする予定だった、細かなことはあとでもいいだろうと思っているとドンドン料金は高くなるので、請負契約時点に希望の条件はすべて話したうえで契約してください。
また旦那だけで営業とすり合わせをしており、妻の希望を聞けておらず後からコストが上がるケースもありますので、必ず夫婦、家族で話し合いましょう。
オプションは必要最低限に留める
住宅会社の坪単価は基本的に標準仕様を前提に記載されています。
坪単価で住宅会社を選んだのであれば、オプションは選ぶと金額が高くなるので控えた方がよいでしょう。
住宅には様々な設備が使われており、特にキッチンなどのメーカーが主で販売しているものは、住宅会社も詳細を知らず後からオプションだと気づくケースもあります。
基本的には各社標準仕様の冊子を持っており、オプションにはマークがあるケースが多いので、あらかじめほしい設備にはチェックしましょう。
またローコスト住宅の場合、標準仕様から1ランク上のグレードに変更すると通常よりも大きく値上がりするケースがあります。
なぜこんなにも金額差が大きくなるのか疑問に思い調べたところ、ローコスト住宅は標準仕様の設備を大量仕入れにより通常価格より安く仕入れているから価格差が大きいとわかりました。
下の図がイメージです。
特にローコスト住宅で建築したい方は、標準仕様に収めた方が無難です。
外構費用、銀行への手数料も含めトータルで考える
予算内は住宅価格だけではありません。外構の費用、銀行への手数料など総額で考える必要があります。
住宅会社からいただく資金計画書には、もちろん外構費用や銀行の手数料なども計算されていますが、何をもとに算定しているかが曖昧なことが多いです。
私たちの事例を紹介しますと、外構費用は住宅価格の約20~30%くらいです。と言われましたが、要望していたウッドデッキなどを該当の面積分採用した場合全く予算が足りないことがありました。
そのため住宅以外の費用は念入りに確認したうえで全体の予算がおさまりそうかを判断してください。
・家づくりを検討し始めた方は、タウンライフ家づくりがおすすめ!
・最新の間取りや家のイメージを一気につかめます!
・また各社の特徴も知れることは、今後の家づくりに非常に参考になります!
・希望の条件で間取りプランと資金計画まで無料で作成!
ただし希望はどんどん変わっていくのでまずはお試し感覚で使ってみることをお勧めします!