少しありのままの私の考えを書きます!
堀江さんの書籍を大学時代に読んだことで私自身が洗脳されて生きてきたことを実感しそこからは「ずっと賃貸でいい」と思っていました。
そんな私がなぜ家を買う決断をしたのか。もともと自由で気軽な賃貸暮らしに満足していた私ですが、家族が増え生活スタイルが変わる中で「このままでいいのか?」と考えるようになりました。
本記事では、賃貸派だった私があえて住宅購入に踏み切った理由を、実体験をもとにご紹介します。今まさに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
我が家のコンセプトは「子どもにもお財布にも優しい家づくり」です!
「おしゃれにしたい」「快適にしたい」「家事を楽にしたい」けど「できるだけ安くすませたい」
こんな価値観に合う方にきっと参考になりますので、ぜひ記事を見ていってくださるとありがたいです♪
目次
なぜ「賃貸派」だったのか?
私は長年、賃貸こそが自分に合っていると思っていました。身軽に暮らせて、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるというメリットは、私にとって大きな魅力でした。
これからの人生がどうなるかわからないからこそ、住宅ローンという長期間の負担で人生が縛られるのも避けたいという思いもあり、家を買う選択肢は考えたことすらなかったのです。
気軽に引っ越せる賃貸の魅力
賃貸の一番の魅力は、何と言っても「自由度の高さ」でした。仕事の都合や家族のライフスタイルに合わせて、引っ越しが簡単にできる点は非常に便利です。私自身は地方出身かつ全国転勤ありの大企業に勤めていたこともありこれまでに5~6回住まいを変えました。
引越しの命令が出ても家族で引っ越せる、もし子供たちが巣立っても小さい部屋に住み替えられるこれは賃貸にしかないメリットだと考えていました。
住宅ローンへの不安
正直ここが一番の不安要素でした
住宅ローンという言葉には、常に重さを感じていました。10年後になくなる仕事なんていう本も出ており、自分の会社は通信会社だったのでなくなることはないと思いながらもほとんど毎年上がらない給料の中、35年間も支払いができる自信もなく正直不安がぬぐえなかったのです。
将来的には転職や収入の変化があった場合のリスクも考え、「賃貸ならそんな心配はない」と思っていました。だからこそ、購入という選択肢には慎重にならざるを得ませんでした。
家を持つことへのこだわりがなかった
私の実家は高知県なのですが、古い価値観で「家を建てたら立派」「家族ができたらマイホームを持て」「家は資産になる」と幼いころから言われていました。
ただ私自身も家のローン関係で進学する学校が制限されるなどを経験したこともあり、わざわざ家を買う必要はないのかな・・・と高校生の時に感じていました。
そんな中で冒頭で話した通り大学時代に堀江さんの書籍を読んで「マイホーム」を買うのはバカ!という強力な一言が私に刺さりました。
身軽こそが正義という価値観を大学時代に知った私は今までのなんとなく家を買うのかなーと思っていたところに家にお金をかけるよりも、他のことにお金を使って人生を楽しみたい、そんな価値観が私の中にはありました。
購入を考え始めたきっかけ
そんな私が住宅購入を考え始めたのは、やはり子どもができたからにつきます。
それまでもいろいろと賃貸の不満を抱えていたのですが環境が変わり、生活の優先順位も変化したことで、賃貸のメリットよりも持ち家の魅力が勝るようになっていきました。
1、家族のライフスタイルの変化
子どもが生まれてから、暮らし方に求めるものが変わりました。以前は比較的コンパクトな家で家の中に不要なものを一切置きたくない!という思想だったのですが、子どもがいるとそういうわけにもいきません。
初めての子どもが双子で物は増えるは育児は手探りやらで物がどんどん増えていきました。小さい子はどんな遊びが合うのか本人の性格もあると思ったのでものが増える増えるw
また全国転勤なこともあって、地方から関東に引っ越してきた際に、中型犬を飼っていたことで賃貸契約ができるところが限りなく少ない・・・
中型犬を飼うとなると家賃がものすごく高くなるのに、狭い・・・と子ども2人とコーギー1匹の生活で60平米はちょっと無理だな、、、と感じながら関東に引っ越しそこから不満がどんどんたまっていきました。
そして将来のことを考えた際に子供が転勤族で決まった地元がないのはなんとなーく寂しいのではないかと思い、定住の考え方もこの時から考えるようになりました。
2、大黒柱が死んだらこの子たちはどうなるのかと不安になった
ライフスタイルの不満は狭さや家賃の高さだったので、最悪我慢すればよいと思っていたのですが、ふとした時に今までは自分だけの人生が妻の人生も預かるようになり、さらに稼ぐ能力がない子どもたちを支えることを踏まえると、少ない確率ですが死んだときにこの子たちの生活はどうなるんだ??と不安になりました。
それはコロナや私自身がこれまで3回ほど手術を受けたことで、自分はあまり身体が強くないことを再認識したことで万が一死んだら妻の給料だけではちょっと心もとない。最悪家賃さえ支払いがなければだいぶ生活は楽になるだろう。と考え子供たちの生活を守るために家の購入をするきっかけになりました。
3、サラリーマンという選択肢を一旦捨てた
当時本社勤務だった私は早い時は朝の7時から勤務し遅い時は日をまたぐような働き方をしており、平日に子供たちと触れ合える機会がだんだんと減っていっていました。
家族のため!と思って頑張りはするのですが、子どもたちに遊んでくれないのか?と聞かれることに心が痛くなり、家族のために働くはずが逆に子どもたちに寂しい思いをさせているのではないかと思うようになりました。
さらに、元居た会社は仕事量のバランスがものすごく偏っており、忙しい人はものすごく忙しい一方で、暇な人は定時で帰れるというアンバランスなこともあり私は退職を決意。
転職活動もしていましたが、最終的に自分の責任は自分でとるから、その分頑張った分だけ稼ぎが欲しいと思うようになり、サラリーマンの選択を捨てることにしました。
となると、ローンがそもそも組めるのは今だけではないか?と思うようになり、子どもたちの保険と賃貸暮らしの不満をすべて解消するにはもう購入しかない!!となり結局家づくりをすることにしました。
実際に購入して感じたメリット・デメリット
家を購入してから、賃貸では味わえなかった良さをたくさん実感しました。その一方で、維持するための負担も確かにあります。ここでは、実際に体験して感じたことを正直にお伝えします。
- メリット
- 住み心地がいい
- 賃貸より安い
- ロケーションが良い
- デメリット
- 自治会がめんどくさい
- コミュニティが狭い
- 資産価値は低い
メリット1|住み心地が何といってもよい
今まで70平米くらいの住まいから比較すると1.5倍くらいに増えており今まで感じていた狭さは解消されました。
庭もできて、夏は庭でプールやBBQもできて楽しい生活ができています。
また賃貸住まいの時は寒いし暑いしで電気代が高かったのですが、性能にこだわったため比較的年中快適な気温で過ごせています。(おおよそ、13~29度くらい)
年中家の中の温度が大きく変化しないのは快適に過ごせることと最近ではヒートショックも防げてよかったと思います。
メリット2|賃貸より安くなった
光熱費の話を先ほどしましたが、70平米の時と比較しても安くなっており、家賃もこれまでの賃貸より安く済んでいるので、固定資産税などを踏まえてもだいぶお財布にも優しくなっています。
関東圏では賃貸相場より購入した方が同じサイズの部屋なら価格が安く済むことが多いですが、私はサイズアップしたにも関わらず毎月の支払いは固定資産税を考えても安く済んでいます。
いずれメンテナンスはあると思いますが、外壁もなるべく頑丈のものを使っているので、従来の10年に1回のペースではなくもっと長く持ってもらえると思っています。
賃料と光熱費が安くなったことで子供たちの娯楽費などに回すことでできています。
メリット3|都会過ぎないロケーションが良い
私はまた都会すぎるのはちょっと危なさもあるかと思い、駅から離れた場所で家づくりをしたのですがそこも正解でした。
小学校の人数も多すぎず、地元の友達もできて非常に楽しそうです。ほとんど毎日学校から帰ってきたら友達たちとお庭で遊んでいます(庭作ってよかったーーーー!!!!)
道路の交通量も多くないので最悪道路でちょっと遊んでいても、すぐに気づいてよけることもできます。
交通量も多くなく人も顔見知りが多いので、もう少し大きくなったら一人で公園に友達に行っても都会よりも不安要素は少なく子育てができていると感じます。
デメリット1|自治会がめんどくさい
おそらくこれがネックになって戸建てにすることがあきらめている人もいると思いますが、住む場所によって地区の維持管理のために町会が設定されています。
町会役員を去年やったのですが、まーめんどくさいww
毎月1回以上の役員会に加えて、地域の行事に基本的には出席しなければならず、毎月1回は自由に使える時間が無くなっていました。
最近ではマンションに若年層が言っているので、町会の老年化が激しく維持管理をどうするのかという問題はありますが、業務委託などでアウトソーシングしてもよいので、町会の負担を少しでも減らしてほしいです。
デメリット2|コミュニティが狭い
マンションもそうかもしれませんが、戸建てに住むと隣家含めた人づきあいが欠かせません。
隣家のトラブルを避けるためにも良好な人間関係を構築しておく必要があります。
ちょっとでも癖があると思うと町会自体のコミュニティが狭いのですぐに噂が広がります。
私の地域でも○○さんのご自宅が引っ越すらしいなどとすぐに噂が流れてきますので、お互いに狭いコミュニティで生活するのが苦手な方は息苦しさを感じるかもしれません。
デメリット3|資産性は低い
建築してまだ数年ですが、イエウールというサービスで簡易的に家を売るときの資産価値を計算したことがあります。
4000万くらいで建てたこの家もたった数年で2000万くらいの売却予想価格でした(´;ω;`)w
まぁおそらく厳密な見積もりではない(建築年数をいじっても大きく価格が変わらなったのでほぼ土地の価格で見られている可能性あり)と想定されるので、5年くらい経過したら実際の資産価値をしっかりと見積もってもらおうと思います。
また都心の一等地があれば資産価値は上がると思いますが大阪や名古屋でもなかなか資産価値の高いマンションを探すのは難しくなっていると聞きますので、不動産は負債になると思って購入した方が良いかと思います。
まとめ|賃貸も購入も「自分の軸」で選ぼう
賃貸も賃貸の良さがありますが、お子さんがいる家計にとっては持ち家の選択肢はある種保険に入っている感覚があるのでアリの選択肢ではないかなと思っています。
賃貸と持ち家論争がありますが、ケースバイケースでどちらに軍配が上がるかは変わってくるので自身の軸を持って選択することがだいぶだとこれまでの価値観の変化から思います。
大切なのは「どちらが正解か」ではなく、「自分たちにとって最適か」を考えることです。
家族にとっての心地よい暮らしを見つけるために、しっかりと自分の軸を持って選んでください。
実際に住んでみた感想はほかの記事にまとめていますのでぜひご覧ください♪