住宅ローン・費用

外構工事で50万円節約!後回しにしてわかった驚きの効果とコツ

家づくりで意外と大きな出費になるのが外構工事

私も当初は、建物と同時に外構も完璧に仕上げようと思っていました。でも予算オーバーの壁にぶつかり、悩んだ末に外構工事を最低限にとどめて後回しにする決断をしました。

結果的に、約50万円もの節約につながり、その分を家の設備やローンの頭金に充てることができました。この記事では、なぜ外構工事を後回しにしたのか、どれだけ節約できたのか、そして後回しにする際の注意点を千葉県でローコスト住宅を建てた私の体験談とともに詳しく紹介します。

我が家のコンセプトは「子どもにもお財布にも優しい家づくり」です!

「おしゃれにしたい」「快適にしたい」「家事を楽にしたい」けど「できるだけ安くすませたい」

こんな価値観に合う方にきっと参考になりますので、ぜひ記事を見ていってくださるとありがたいです♪

なぜ外構工事を後回しにしたのか?その理由と判断

家づくりの予算は、当初の見積もりより膨らむのが一般的。私たちも、オプションの追加や地盤改良費が追加でかかったため予算がぎりぎりになってしまいました。その中で「絶対に必要なもの」と「後回しでも大丈夫なもの」を明確に分ける作業を行いました。

外構工事は見た目の美しさや利便性を高める重要な要素ですが、生活に直結する「建物そのもの」や「住宅性能」より優先順位は低いと判断。特に千葉県の我が家では、車を1台所有していることもあり駐車スペースと庭のフェンスと聖地のみを整備すれば、当面の生活に支障はありませんでした。こうして外構を後回しにし、必要な分だけを後で施工する計画に変更したのです。

予算オーバーを防ぐための戦略

私たちは住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りたのですが住宅価格とは別に外構費用に借りられる上限金額が設定されていました。

住宅ローンは本来住宅にかかる費用をローンとして貸してくれる制度のため、外構までは貸し出してくれない金融機関もあるそうなので注意ください。
住宅ローンとして借りられなければフリーローンで金利が高くなります。

さらに住宅価格もオプションやらで高くなっていたので、外構には必要最低限をお願いし、後は作れるところはDIYをすることにしました。

外構の中でも優先した場所といえば、駐車スペースとポスト、お庭のフェンスでした。

犬走りなどもコンクリートで埋めたかったのですが最悪雑草は生えたら抜けばよいだけと思い、最初からの予算には組み込みませんでした。
よく見るおしゃれな家には砕石と植栽、ライティングの3つがあることはなんとなくわかっていたのですが、生活に必須ではないと思いこの段階では見送りました。

フェンスも最悪後からでもなんとかなるのですが、我が家はリビングの目の前が庭でフェンスがなければ部屋の中が丸見えになってしまうことから防犯の面も意識して先に取り付けてもらいました。

本当に必要な外構と後回しでよいものの違い

我が家的な基準にはなりますが外構工事の優先順位は以下のような整理です。

必要な外構:駐車スペース、アプローチ、安全性確保(転倒防止)
後回しにできるもの:芝生、ウッドデッキ、フェンス(防犯がない場合)、装飾的な植栽、砕石

生活に直結しない部分や使用頻度が低いものは「将来のお楽しみ」として後回しに。これが結果的に家計に大きな余裕をもたらしました。

後回しにして得られた実際の節約効果

実際に後回しにしたことで、50万円以上の節約が実現しました。最初の見積もりでは、お庭に人口芝、人工芝の下に敷く防草シート、犬走りのコンクリート施工、玄関前の植栽、大きめの飾り用砕石、ライトなどもあり合計で50万円以上予算がアップしていました。

ローンに金額に詰め込めれば毎月の出費にまとめられますが、それでも毎月の支払金額が大きくなるのは精神的にもつらいため、後回しにできる上記の部分はボーナスなどが入ったタイミングで、ホームセンターや楽天市場、Amazonを駆使してDIYしました。

私が買ったもの下にまとめます。

人工芝

この芝生は国内品質が良く、パイルの厚みを選べるので芝が長い(≒クッション性が高い)ものと、芝が短い(≒動きやすい)のが選べるところが良いのと、併せて品質の高い防草シートも購入できるのでわざわざサイズをそれぞれ計測して購入する必要がないのがおすすめ

とにかく安さ!!という人にはお勧めできませんが、長く質の良いものを使いたい方向けの価格帯です。


おしゃれな砕石

ホームセンターでも探すことはできますが、小さめの砕石しか置いていないことが多いかつ、おしゃれめな砕石がなかったので結局ネットで注文しました。
こういった大きめのごつごつした砕石は家の前に植栽と一緒においてあると一気にこなれ感がでます。


外構工事費50万円カットの内訳

すでに削減した箇所はお出ししましたが、ここではどの程度削減できたのか価格を表示します。

DIYした箇所削減額購入場所
人口芝約40万円楽天市場
砕石約20万円楽天市場・ホームセンター

植栽やライト、犬走りのコンクリート施工はしていませんが、2点だけでもものすごい削減額です。

特に我が家の場合人工芝自体の価格および施工費がだいぶ高かったので自身ですることで大きな削減になりました。

後から工事することで得たメリット・デメリット

ただじゃあなんでも間でもDIYすればいいじゃん!とは思いませんでした。
特にコンクリート施工などは経験のない素人ではムラができたり、逆に施工部分の安全性が低くなると思い、コンクリート系の施工は外構会社にお願いしました。

私が感じた後から外構工事をするメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット
・費用節約 → なんといってもここが大きい、外注すると商品自体の価格が上がりかつ施工費用も掛かるので金額が膨らむ
・デザインの自由度UP → こうじゃなかった、、、ということを防げる
・生活スタイルに合わせた工事が可能 → イメージでは無く住んでから施工できるので本当に必要なものにだけ投資できる

デメリット
・工事期間中の仮設感 → 住んでいるけど外構が仕上がっていないので工事中のような雰囲気がでる
・自分の体力は奪われる(外構を再発注しない場合)→自身でやるには結構な重労働です、実際人口芝を全面敷くのに2日かかりました
・施工品質の低下 → プロとは違い素人がするので細部に粗が目立つ

外構工事を後回しにする時の注意点

後回し作戦は成功しましたが、注意点もいくつかあります。

まず、最低限必要な工事はしっかり外注しておくこと。特にコンクリート系と重機を使った作業は素人ではあつかいきれないかつ危険を伴うので先に依頼しておいた方が体力的にも安心と思います。

次に、後回しにする部分の工事を将来的にどう行うか、計画を立てておく必要があります。

実際我が家も住んでからDIYしようしようと思っていましたが、結局住めているからいいや。と結構先延ばししてしまいました。
まぁいいや!となった要因は生活して大きな支障がなかったことと、ローンを組まずに所持金で対応しようとしたため、手元にキャッシュが一時的になくなってしまったことが主な要因です。

外構を後からやろうと思っている方は、家づくりは住み初めのタイミングが家具・家電の買い替え、引っ越し、子どもがいる場合保育園の支払いなどもあるので多めのキャッシュを手元に残しておくことをおすすめします。

まとめ

外構工事を後回しにしたことで、約50万円の節約将来的な自由度の確保が実現しました。

外構工事は不慣れなので丸っと委託してしまいたい気持ちはありますが、自身でやることで大きな金額を削減することができます。

外構工事を後回しにする際大切なのは、何を今やるべきか、後でできるかを冷静に判断すること。我が家の決断は、家計にゆとりを持たせ、住み始めてからも満足度の高い暮らしを叶える結果になりました。

これから家づくりを始める方には、外構にかける予算やタイミングを柔軟に考え、理想のマイホームと家計のバランスを取ることをおすすめします。

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